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2009年12月20日 (日曜日)

昨日は...大切な日。

いつも元気に過ごしているので...、つい、

数年前の昨日の出来事を忘れていることがあります。

昨日、12月19日は忘れてはいけない大切な日でした。

実は、数年前の12月19日に大病をして緊急手術となり、意識朦朧の日々が数日続いたのです。

普段から超元気人sign03の私が、前日から体調不良でグッタリしていて翌日、「目の前が白黒の世界なんだけど...」と、言っただけで、ただ事ではないと急を察して病院へ付き添ってくれた友人。

私の顔色を見るなりびっくりする間もなく、緊急の検査、手術の手配をして下さった主治医の先生、外来師長さん。

麻酔から覚めると福岡から千葉へ駆けつけた母が心配そうな顔をして、私の目の前にいました。

当時、努めていた病棟に入院しましたので、意識が戻り普通に会話が出来るようになるまでは、職場のみなさんにも多くの心配をかけました。

       X

そして、いつも思い出すのは、麻酔を担当して下さった麻酔科医、I先生。

I先生は、麻酔を担当して下さっただけなのに、手術後も毎日、回診に来られ多い時で朝・昼・夕の3回も回診に来られました。

まして、緊急の手術を担当された麻酔科医でしたから、以前から知り合いとかでもなく、面識もなかったのです。

主治医が様子を診に一日数回というのは分かりますが、麻酔を担当しただけなのに、予定の手術や救命センターの患者さんもいらっしゃるのに、申し訳なく思い、一度、「お忙しいのに私は大丈夫ですけど...」と、酸素マスクも取れない時期にお伝えしました。

I先生からのお返事は、

「手術中、出血が続き、術前からの出血量は合計で約2000cc、貧血の値を示すヘマトクリットの値は28%まで下がっていました。

ここで輸血をすれば貧血は直ぐに改善する。

しかし、輸血後の副作用のチェックなどで半年の通院治療が必要になる。

全身を管理する麻酔科医として非常に悩む判断でした。

元々、お元気な方だと聞いていたのでヘマトクリット値28%以下になるまで、できるだけ輸血をせずに、普通より1ヶ月程度、安静期間は長くなりますが、それでも自力で貧血を改善させる方を、担当の麻酔科医として選択しました。

手術中、患者さんの意識が無い状態で、輸血の必要性を判断したのは麻酔科医の私です。

だから、めぐみさんが貧血から回復して、日常生活を普通に送れることを見届けるのは、私の責任です。

看護師として勤務を続けながらの半年の通院治療も大変でしょうからね。」

と、語って下さいました。

緊急の手術の時に、今だけではなく、社会復帰にまで気を配れる麻酔科医I先生。

...、同じ医療職として、いろんなことを考えさせられるお返事でした。

ホントにね、お忙しいのに、私の酸素マスクがはずれ自分で動けるようになるまで麻酔科医I先生の回診は毎日、続きました。

その後、貧血の症状が取れ、仕事に復帰するまで約2ヶ月ほどかかりましたが、今は、そんな時の出来事を忘れるくらい元気です。

きっと、当時のことを知っている人以外は、今の元気さからすると...えぇぇ~信じられない!!と思うでしょうね~~。

いつも、12月に入り寒くなると、そう言えばこの時期だった...、

今の病院で麻酔科医を見かけると...、

...I先生のことを思い出し、先生の責任ある選択に感謝しています。

      Poin

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